
知らずにやってしまうと損する!?避けたい相続の落とし穴とは?
親から家を相続する際、「知人がこうしてたから…」といった安易な判断で進めてしまうと、あとで大きなトラブルに発展することもあります。
今回は「家を相続する際にやってはいけない行動」を4つ、具体的にご紹介します。
トラブルを避けるためにも、ぜひご一読ください。
無計画に相続人間で「共有名義」にするのは危険!
不動産を相続人同士で「共有名義」にすると、一見平等に思えますが…
- 売却・建替えには全員の同意が必要
- 一人が亡くなればさらに相続人が増える
- 固定資産税や修繕費の分担で揉めやすい
など、管理や将来の処分が非常に難しくなります。
住まない家であれば、売却して現金で分ける「換価分割」も検討しましょう。
家をそのまま放置すると…罰則や災害リスクも!
空き家になった実家をそのまま放置すると…
- 2024年から相続登記が義務化され、放置=違法に
- 防犯・防災面でも危険(空き巣、放火、倒壊など)
- 管理不全空き家に指定されれば税金優遇が消滅する可能性も
相続登記や空き家管理は計画的に進めましょう。
無計画に家を解体すると税金が上がる?
空き家を売却する前に、更地にしようと考える方も多いですが、注意が必要です。
- 住宅が建っている土地には固定資産税の「住宅用地特例」が適用
- 解体後はこの特例がなくなり、税金が
→ 固定資産税:最大6倍、都市計画税:最大3倍になることも!
売却前に買主が「建物付き」で購入希望かどうかも要確認です。
相続放棄は慎重に
債務(借金)があるからといって、軽い気持ちで相続放棄をすると…
- 放棄した財産は「次順位の相続人」に移る(兄弟や甥姪へ)
- 相続人は借金や不動産の管理義務なども引き継がれる
- 一部でも財産に手を付けると「単純承認」とみなされ、放棄できなくなるケースも!
相続放棄は、家庭裁判所での正式な手続きが必要です。専門家への相談をおすすめします。
相続は“計画”が大切です
家の相続には、法律・税金・家族関係…さまざまな要素が絡み合います。
思いつきや他人の事例を真似るのではなく、**「自分たちの状況に合った対応」**を心がけましょう。
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