買付証明書ってなに？

売却をいらしていると不動産会社から「買付証明」をいただきました、連絡あります。
買主様が「この家、気に入りました！買いたいです！」
そんな気持ちを正式に伝えるために使う書類が「買付証明書（かいつけしょうめいしょ）」です。
ちょっと難しく聞こえますが、実はシンプル。
「買いたいという意思」や「いくらで買いたいか」を売主様に伝える書面です。

買付証明書の中身って？

書類には以下のような内容を記入します。

• 買いたい物件の住所や価格
• 購入希望額
• 契約や引渡しの希望時期
• ローンを使うかどうか
• 自分の名前や連絡先 など

買付証明書って契約になるの？

いいえ。
買付証明書は「予約」みたいなものです。
まだ契約ではないので、キャンセルも可能ですし、費用もかかりません。
ただし、「とりあえず出してみよう」はNG。
買主様には気持ちが固まってから出していただくようにしましょう。

買付証明書のメリット

• 買いたい意思を正式に伝えられる
• 買主様の本気が伝わる
• 他の人より先に交渉できる可能性がある

デメリットや注意点

• 必ずしも契約となるわけではない
• 書類の法的拘束力はない。

いつ買付証明書が作成されるの？

買主様が物件を見学して、気に入ったら不動産会社の事務所で書くのが一般的です。
そのあと住宅ローンの審査などを進め、契約の日取りが決まっていきます。

買付証明書は「この物件、買いたいです！」と買主様が意思を形にするための大切な一歩。
契約ではないけれど、この書面の作成により、売主様や不動産会社が動き出すきっかけになります。