
「知り合いに土地を売ることになった」
「親族に譲りたいけど、不動産会社に頼むほどじゃないかも?」
そんなときに出てくるのが「個人間売買」。
個人間売買の流れをご案内させていただきます。
土地の相場をチェック!
まずは、売買する土地の「相場」を調べます。
- 近所で似た条件の売出し価格をポータルサイトで確認
- 国土交通省「不動産取引価格情報」も活用
- 形や方角、前面道路の広さも価格に影響!
相場は「ざっくりの目安」程度。詳細は専門家に聞くのもアリです。
必要書類をそろえる
- 登記簿謄本(登記事項証明書)
- 権利証または登記識別情報
- 印鑑証明書・実印
- 固定資産評価証明書
- 身分証(免許証など)
相続した土地なら、戸籍謄本や遺産分割協議書なども必要です。
価格を決める
相場を参考に、実際に売る価格を決定します。
相手が親戚や友人でも「安すぎ・高すぎ」はNGです。
贈与税や課税のリスクが出る場合もあります
公平な価格設定がトラブル回避につながります!
契約条件を話し合う
買主と「契約条件」をしっかり決めましょう。
- 支払い方法(現金一括?分割?ローン?)
- 引き渡し時期はいつ?
- 境界の明示・責任の範囲も話し合い
書面にまとめるのが鉄則。口約束は危険です!
売買契約書を作成・締結
合意ができたら、売買契約書を作成して署名・押印。
- 手付金の金額・扱いも明記しておく
- ひな形はネットにありますが、できれば専門家に見てもらいましょう
手付金の受領でキャンセル時のルールも変わるので注意!
残金を受け取り、土地や建物を引き渡す
契約どおりに買主から残代金を受け取り、資料などを引き渡します。
- 測量図や関係書類も一緒に
- 現地立会いや境界確認もあると親切!
ローンでの支払いになる場合は、銀行との調整も必要になることがあります。
名義変更(所有権移転登記)
売主側が、買主へ所有権移転登記をすることで取引完了。
- 法務局へ申請(通常は司法書士に依頼)
- 住所変更や抵当権抹消があればその登記も
登記ミスがあるとやり直しに。慎重に進めましょう!
書類と費用のまとめ
売主が用意するもの
- 本人確認書類(顔写真付き)
- 実印+印鑑証明書
- 登記識別情報(権利証)
- 固定資産評価証明書
- 不動産売買契約書
- 領収書(手付金・残代金)
買主が用意するもの
- 本人確認書類(顔写真付き)
- 実印
- 住民票
主な費用
- 印紙税(契約書に貼る):1万円〜3万円
- 登記関係:1物件あたり1,000円〜
- 測量費用:40万円〜(必要に応じて)
- 譲渡所得税:売却益に対して課税(20% or 40%)
注意点とトラブル防止ポイント
- 境界不明・越境物あり → 必ず現地確認
- 権利関係が複雑 → 名義人の確認を!
- 登記内容のチェック → 抵当権があれば抹消を
- 近隣との協定や制約 → 引き継ぎ忘れに注意!
不動産の売買は一生に何度もない大きな取引。
個人間であっても、書類やお金の流れをしっかり確認し、できる限りトラブルの芽を摘んでおくことが大切です。
不安な場合は、不動産会社・司法書士・税理士などの「専門家の知恵」を借りるのもおすすめですよ。

