
~囲い込みって何?売主さんが損をしないために知っておきたいこと~
こんにちは、不動産のオオタニです。
今回はちょっと気をつけたいお話。「囲い込み」という言葉を聞いたことがありますか?
不動産を売却する際、知らずにいると大きな損をしてしまうかもしれない…そんな仕組みについて、やさしく解説します。
💡「囲い込み」ってなに?
簡単に言うと、売却依頼を受けた不動産会社が、その物件を他社に紹介しないこと。
買いたいお客様が他の会社にいても、「商談中です」「もうすぐ契約予定です」とウソをついて、紹介を断ってしまう…。
そんなことが、実際にあるんです。
🤔どうしてそんなことをするの?
理由は【仲介手数料】にあります。
不動産会社の報酬は、契約が成立したときにもらえる「成功報酬」です。
手数料の仕組みには、こんな2パターンがあります:
- 🟡 片手:売主側か買主側、どちらか一方の仲介(手数料は1回分)
- 🟢 両手:売主・買主のどちらも自社で対応(手数料は2回分!)
つまり、他社からの紹介を断ってでも両手で契約したいという、不誠実な会社が一部に存在するのです…。
💸売主さんが損をするしくみ
たとえば、3000万円で売り出したおうち。
囲い込みがあってなかなか売れず、2500万円まで値下げしたらどうなるでしょう?
- ✔ 片手仲介(3000万円で売れた場合)→ 手数料 約96万円
- ❌ 両手仲介(2500万円に値下げして売れた場合)→ 手数料 約162万円(※2倍!)
なんと、不動産会社にとっては値下げしても得をするという計算に…。
でも売主さんからしたら、500万円の損失。これは大きすぎますよね。
🧭 囲い込みを防ぐには?
信頼できる不動産会社を選ぶことが、一番の防止策です!
チェックポイントはこの3つ👇
✅ポイント | 内容 |
---|---|
✔ 実績と地域密着 | そのエリアでの売却経験が豊富か?地元の相場を把握しているか? |
✔ 情報開示が丁寧 | 査定の根拠を明確に説明してくれるか?内見や反響の状況を報告してくれるか? |
✔ 売主の立場に立ってくれる | 無理に値下げをすすめたりせず、誠実なアドバイスをくれるか? |
📣 セカンドオピニオンも大歓迎です
「なかなか売れない」「問い合わせが少ない」そんなときは、
囲い込みが起きていないか?一度チェックしてみてくださいね。
不動産のオオタニでは、
売主様の利益を最優先に、しっかりと寄り添ったご提案をいたします。
今の不動産会社の対応に不安がある方のセカンドオピニオンも受け付けています。
まずはお気軽にご相談ください😊