境界標を探す

~境界・越境・地盤…トラブルを防ぐために知っておきたいこと~

こんにちは、不動産のオオタニです。
土地の売却は、家の売却以上にトラブルが発生しやすいと言われています。

理由はシンプルで、「見えない部分が多いから」。

  • 境界ははっきりしているか?
  • 越境の問題はないか?
  • 地盤は安全か?

このような点を事前に確認しておかないと、売却後のトラブルや、そもそも「買い手がつかない」といった事態になりかねません。

今回は、土地を売却する前に確認しておくべきポイントをわかりやすくお伝えします!


✅ 1. 境界が明確になっているかを確認しよう

土地売買でまず重要になるのが、「境界(きょうかい)」です。
境界とは、自分の土地と隣地との境目のこと。これが曖昧だと、買主にとってはとても不安な要素となります。

📍 チェックポイント

  • 敷地の角や折れ点に「境界標(杭)」があるか?
  • 測量図に「確定測量図」または「境界確定図」と明記されているか?

💡 境界が確定していないと、スムーズな売却は難しくなることがあります。
必要に応じて、境界確定測量の実施を検討しましょう。


✅ 2. 越境の有無を確認しよう

越境(えっきょう)とは、自分の土地や設備が隣地に入り込んでしまっていること、またはその逆です。

  • 木の枝や塀、屋根
  • 地中の水道管・ガス管なども対象

📍 自分が越境している場合

→ 原則、撤去や解消の義務があります。

📍 隣地から越境されている場合

→ 売却前に覚書や越境同意書を作成しておくとトラブルを防げます。


✅ 3. 土地の状態(地盤・土壌)を確認しよう

更地のように見えても、地盤が軟弱だったり、埋設物があったりするケースもあります。

特に長らく建物が建っていなかった土地や農地だった場所などは、

  • 地盤改良工事が必要になる場合
  • 土壌汚染の調査対象となる場合

があります。

⚠ 裁判例でも…

過去には「売主が地盤調査をしていなかったことが責任になる」とされたケースも。
買主が安心して購入できるよう、事前に調査を行うことも検討しましょう。


✅ 4. 登記と実際の面積にズレがないか?

土地の売却では「登記上の面積」と「実測面積」に差が出ることがあります。
差が大きい場合、価格調整や売買契約のやり直しといったトラブルにつながることも。

測量図や登記簿をチェックして、誤差がないか事前に確認しておきましょう。


✅ 5. 建築条件や都市計画の確認も忘れずに

土地の立地によっては、

  • 再建築ができない
  • 建ぺい率・容積率に制限がある
  • 用途地域で用途が限定される

といった法的な制限もあります。
「建物が建てられる土地なのか?」を確認することも、売却成功のカギになります。


💡 土地の売却は“事前確認”がすべて!

土地は建物と違って、ぱっと見で状態がわかりません。
そのため、売却前にきちんと調査・確認をしておくことで、

  • トラブルを未然に防げる
  • 買い手に安心してもらえる
  • より良い条件で売却できる
    といった大きなメリットがあります。

📣 土地売却のご相談は「不動産のオオタニ」へ!

当社では、土地売却における

  • 境界や越境の確認サポート
  • 地盤・測量のアドバイス
  • 売却戦略のご提案

まで、親切・丁寧に対応いたします!

「土地を相続したけどどうすればいい?」
「売りたいけど境界が不安…」

そんな方も、ぜひお気軽にご相談ください😊


船橋・鎌ケ谷エリア専門|不動産のオオタニ 大谷利康

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