
土地を売ろうとすると、不動産会社や買主さんから「確定測量をしてください」と言われることがあります。
でも、「測量って何のために?」「やらないと売れないの?」と、よく分からず戸惑う方も多いです。
ここでは、「確定測量って何?」「どんなときに必要?」という疑問に、やさしくお答えします!
◆「確定測量」ってなに?
カンタンに言うと、自分の土地と、隣の土地との境目(=境界)をハッキリさせる作業のことです。
土地家屋調査士(とうきかおくちょうさし)という専門家が、
- 土地の形や広さを測って
- 隣の人にも確認してもらって
- 「ここが境界ですよ」という杭(くい)を入れて
- その結果を図面にまとめます。
これが「確定測量」です!
◆なぜ必要なの?
土地を買う人は、「買ったあとにトラブルが起きないか」をとても気にします。
もし境界があいまいなままだと…
- 隣の人と「ここまでがウチの土地!」とケンカになるかも…
- 建物を建てたら、境界を越えてしまった!なんてことも…
そんなトラブルを避けるために、買う人は“境界がハッキリした土地”を選びたがるのです。
◆測量しなくても売れる?
「絶対に必要!」というわけではありません。
でも最近は、確定測量をしていない土地は買い手がつきにくいのが現実です。
また、住宅ローンを使う人や、家を建てる予定の人は、測量図がないと買えない場合もあります。
◆費用や期間は?
- 費用:30万円〜60万円くらい
※土地の広さや隣地の数で変わります - 期間:1ヶ月〜3ヶ月くらいかかります
隣の人と日程を合わせる必要があるので、余裕を持って早めに動くのがポイントです!
◆まとめ:売る前に「境界チェック」を!
土地を売るなら、「境界がどこか分かってる?」がとっても大事!
まずはご自身の土地の周りを見てみてください。
- 境界の杭が入っていますか?
- 測量図(とくに「確定測量図」)はありますか?
もし「分からない」「昔のままかも…」という方は、一度、不動産会社に相談してみるのが安心です。
当社でも、確定測量が必要かどうかのチェックや、土地家屋調査士のご紹介も行っています。
土地をスムーズに売るために、ぜひお気軽にご相談ください!