
「家の名義変更って、そんなに難しいの?」
「親が亡くなって、兄弟みんなで話し合わないといけないって聞いたけど…」
そんな不安をお持ちの方へ。
家を相続したとき、まず行うのが 「遺産分割協議(いさんぶんかつきょうぎ)」 という手続きです。これは、相続人みんなで集まって「誰が何を相続するか」を決める大切な話し合い。
意外と時間がかかるので、スケジュールにはゆとりをもって進めましょう!
遺産分割協議ってなに?
遺産分割協議とは、相続人全員で集まり、遺産の分け方を話し合うこと。
「この家は長男が相続する」「預貯金は平等に分ける」など、具体的に決めていきます。
最後には【遺産分割協議書】を作成し、相続人全員が署名・実印で押印します。
誰か一人でもサインがないと無効になってしまうので要注意です!
※相続人が一人だけの場合は、この手続きは必要ありません。
遺産分割の3つの方法
実家などの不動産を相続するとき、分け方には以下の3つがあります。
方法 | 特徴 |
---|---|
現物分割 | そのまま家や土地を相続。住み続ける人におすすめ。 |
換価分割 | 家を売ってお金に換えてから分配。公平に分けやすい。 |
代償分割 | 誰か1人が不動産を相続し、他の相続人にお金などを渡す方法。 |
家に住み続ける予定があるなら「現物分割」が現実的ですが、財産のバランス次第で代償金の支払いが必要になる場合も。
遺産分割協議書の作成ポイント
協議の内容がまとまったら、「遺産分割協議書」を作ります。
形式に決まりはありませんが、後々のトラブルを防ぐためにも、専門家に相談して作成するのが安心です。
- 相続登記のときに一緒に作成を依頼するのが一般的
- 署名・実印での押印+印鑑証明書の添付があるとベスト
- 銀行の手続きや登記がスムーズに進みます◎
余裕を持って手続きを進めましょう!
相続手続きは、書類や日程調整、専門家とのやりとりなど、思ったよりも時間とエネルギーがかかるものです。
特に家などの不動産は、名義変更(相続登記)も必要になります。
「とりあえず住んでるから大丈夫」では済まないことも多いので、早めに動き出しましょう。
ご相談は「不動産のオオタニ」へ!
相続した実家の売却や活用、名義変更でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください♪
親身に、そしてわかりやすくサポートいたします。